リアテックシートの使い方

下地が清潔かどうかで仕上げが決まります

湿度についても要注意で、リアテックシートを貼りつける下地が湿気っているとうまく貼りつけができません。梅雨どきや夏場はエアコンをドライ機能にしてください。水分やゴミ、油などを完全に除去して汚れのないように清掃する下地調整を怠ると、決して上手にリアテックシートは貼れません。

 

下地は必ず清潔で、凹凸がなく乾燥している状態がベストなのです。下地の準備がすんだらリアテックシート裏面の紙を5㎝ほどはがして下地に軽く押さえつけ、全体の収まり具合を確認。必要があれば修正後、再度下地に強く擦りつけて位置を決めます。

 

次の段階からは紙を少しずつはがしながら上から下へ、中央から外側へと気泡が残らないように小刻みに擦りつける作業の繰りかえしです。リアテックシート付属の説明書をよく読んで指示に従いシートをシーラーパテで処理したあと、専門道具のプライマーを使ってプライマー処理を施すとより強力な接着を実現することができます。

 

施工後に気泡が残った場合は“刃先”と呼ばれる専門道具でキズ跡が残らないように突き、空気を抜いてください。専門のアイテムについては、リアテックシート取扱店ならどのショップでも初心者にわかりやすく教えてくれます。